漆黒の特急(ミステリートレイン)(終点)
管理人の見立て
終点の名古屋が近づく中で、密室トリックの解明と、車内のもう一つの暗闘が同時に決着へ向かう4部作の締めです。前の回で始まった小五郎の推理が犯人を追い詰める筋と、乗客に気づかれないまま進むもう一方の筋が、一両ごとの移動や終点到着までの限られた時間という列車ならではの制約の中で絡み合います。この回で注目してほしいのは、誰がどの車両にいるかという位置関係の管理の細かさで、人物の動きを追うだけでも見応えのある密度があります。
4部作はここで完結し、次の第705話からは通常の事件に戻ります。劇場版の予習としては『異次元の狙撃手』で必須、『純黒の悪夢』で推奨の扱いですが、どちらもこの終点の回まで観て初めて完成するので、まとめて観るなら一晩で第701話から通して走り切るのが向いています。豪華列車の旅という華やかな舞台で始まった物語は、最後に組織の影が差す展開へと姿を変えていきます。
放送当時の主題歌
あらすじ
終着の名古屋駅が近づく「ベルツリー急行」で、コナンは密室殺人の真相を推理し、五年前の火事に隠された事情を明らかにしていく。だが列車には事件とは別の思惑が渦巻いており、火の手が上がった混乱の中、灰原哀を狙う黒の組織の罠が動き出す。ベルモットが仕掛けた策と、それに応じるコナン側の切り札が交錯し、安室透の正体が明かされる4部作の終着駅。
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この回が予習になる劇場版 (4)
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