名探偵コナン 捜査資料室
事件簿 第782話 / 2015-06-20放送重要

緋色の帰還

シーズン 20

管理人の見立て

連作の中でも、会話の緊張で物語を引っ張ります。軸の一つは、安室透が長い推理を語り続け、疑問を挟まれても自説で応じていく場面で、安室が何を証明したいのか、その先で何を要求するつもりなのかは最後まで読み切れません。推理の中身よりも、語る側と受ける側の呼吸、間の取り方、視線の置き方で緊張を作る演出が見どころです。

並行して、山道ではジョディとキャメルの車を追う追手との攻防が描かれ、屋内の静けさと対になるように配置されています。コナンの出番は控えめで、大人たちの駆け引きが前面に出る回でもあります。連作の結末にあたる第783話の一つ前に置かれた、張り詰めた一話で、派手な場面は多くありませんが、台詞の一つひとつに集中して観ると見応えが増します。

放送当時の主題歌

あらすじ

夜の工藤邸で、安室透は留守を預かる沖矢昴と向き合い、来葉峠で死んだとされる赤井秀一について自らの推理を突きつける。安室の口から語られるのは、あの夜の現場に残された証拠の一つひとつと、そこから導いた大胆な仮説。沖矢は表情を変えずに聞き続ける。同じ夜、ジョディとキャメルの車は正体不明の追手に執拗につきまとわれ、逃げ場のない追走劇に巻き込まれていく。緋色シリーズ第4話。

重要エピソード

このエピソードは物語上重要です

この話を観るには

配信サービスの選び方ガイド →

Prime Video・Huluなどの配信状況と選び方を1本の記事にまとめています

この回が予習になる劇場版 (3)

関連する読み物

関連ストーリーシリーズ

黒の組織 (メインストーリー)

コナンの物語の根幹。新一を幼児化させた謎の犯罪組織と、その壊滅を目指す長期ストーリーライン。組織コードネームは酒の名前(ジン・ウォッカ・ベルモット・バーボン・キール等)で、ボスは『あの方』。FBI・公安・コナン陣営の三つ巴の戦い。

緋色シリーズ (5部作)

TV第779-783話「緋色の序章」「緋色の追求」「緋色の交錯」「緋色の帰還」「緋色の真相」の5部作。死んだはずの赤井秀一をめぐる謎に決着がつき、安室透との因縁が頂点に達する組織編の山場。映画24『緋色の弾丸』の直接の前提。

赤井ファミリー

FBI捜査官・赤井秀一を中心に、将棋棋士・羽田秀吉、高校生探偵・世良真純、謎多き女性・メアリーをめぐる物語。その全体像は長い時間をかけて少しずつ明かされていく。緋色シリーズ(779-783)、映画24『緋色の弾丸』で集結。

工藤家・新一の両親

ミステリー作家の父・工藤優作と元女優の母・工藤有希子。米国・ロサンゼルスに居住し、息子コナン(新一)の事情を理解する数少ない大人。映画6『ベイカー街の亡霊』で本格活躍。

黒の組織:バーボン編

公安警察の降谷零が組織にバーボンとして潜入、私立探偵・安室透としても活動する三重生活を軸にした長期シリーズ。漆黒の特急(701-704)で正体が明かされ、緋色シリーズ(779-783)まで赤井秀一の生死を巡る謎を執拗に追跡する。

シーズン20の近い話

シーズン20を全部見る →
シェア:𝕏PostLINE