緋色の帰還
管理人の見立て
連作の中でも、会話の緊張で物語を引っ張ります。軸の一つは、安室透が長い推理を語り続け、疑問を挟まれても自説で応じていく場面で、安室が何を証明したいのか、その先で何を要求するつもりなのかは最後まで読み切れません。推理の中身よりも、語る側と受ける側の呼吸、間の取り方、視線の置き方で緊張を作る演出が見どころです。
並行して、山道ではジョディとキャメルの車を追う追手との攻防が描かれ、屋内の静けさと対になるように配置されています。コナンの出番は控えめで、大人たちの駆け引きが前面に出る回でもあります。連作の結末にあたる第783話の一つ前に置かれた、張り詰めた一話で、派手な場面は多くありませんが、台詞の一つひとつに集中して観ると見応えが増します。
放送当時の主題歌
あらすじ
夜の工藤邸で、安室透は留守を預かる沖矢昴と向き合い、来葉峠で死んだとされる赤井秀一について自らの推理を突きつける。安室の口から語られるのは、あの夜の現場に残された証拠の一つひとつと、そこから導いた大胆な仮説。沖矢は表情を変えずに聞き続ける。同じ夜、ジョディとキャメルの車は正体不明の追手に執拗につきまとわれ、逃げ場のない追走劇に巻き込まれていく。緋色シリーズ第4話。
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この回が予習になる劇場版 (3)
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