名探偵コナン 捜査資料室
事件簿 第425話 / 2006-01-09放送重要

ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間

Black Impact! The Moment the Black Organization Reaches Out

シーズン 11

管理人の見立て

正体不明のピンポンダッシュに困っている、というアナウンサーの小さな相談が、黒の組織による暗殺計画の阻止という大仕事にまでつながっていきます。その落差の大きさこそ、この長編の醍醐味です。放送10周年の節目に2時間30分の枠で組まれた特番らしく、身近な調査から狙撃をめぐる攻防へと舞台が一気に広がり、劇場版に近いスケールで展開します。コナンがジョディやジェイムズ、赤井秀一らFBIと手を組み、大人の組織力を借りて作戦に臨む姿も大きな見どころです。

シリーズ上は「黒の組織:キール編」全15話の1話目にあたり、水無怜奈・キャンティ・コルンという、この先の展開を追ううえで欠かせない名前がまとめてこの回に現れます。キール編はこの先、通常の事件回をはさみながら長く続いていくので、組織側の顔ぶれと人間関係はここで押さえておくと後が追いやすくなります。劇場版第20作『純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016)の予習としても推奨される一本。前半の何気ない調査の場面が後半の緊張に直結するため、長尺でも序盤を流し見しないことをおすすめします。

放送当時の主題歌

あらすじ

テレビ番組に出演した小五郎が、アナウンサーの水無怜奈からピンポンダッシュ被害の相談を受ける。コナンが調査のため玄関先に仕掛けた盗聴器は怜奈の靴の裏に付いて持ち出され、そこから聞こえた「七つの子」を奏でるプッシュ音とジンとの会話で、コナンは怜奈が組織の一員だと知る。やがて組織による政治家暗殺の計画が浮かび上がり、コナンはFBIと初めて手を組んで阻止に動く。放送10周年記念の2時間30分スペシャル。

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