赤と黒のクラッシュ 発端
管理人の見立て
黒の組織とFBIが真正面からぶつかる全14話の長丁場は、意外なほど静かに始まります。この回に組織の人間もFBIも直接は登場しません。動いているのはコナンの地道な下調べで、蘭たちのクラスメイト・本堂瑛祐の父親が何者なのかを平次に電話で報告する場面から入ります。一方、蘭と園子に連れられて西米花病院を訪れたコナンは、そこで姉を探す瑛祐と出くわします。瑛祐が持つ姉の写真が、組織との関わりが疑われてきたアナウンサー・水無怜奈によく似ているという園子の指摘が、この回の最初の引っかかりです。
写真の人物が本物の水無怜奈かどうかを確かめるため、蘭が怜奈の大ファンだという小五郎の友人・庵野に連絡を取りますが、教えられた番号にかけてもなぜか「間違い電話」になってしまいます。そんなささいな違和感が、長い物語の入口に置かれているのが面白いところです。本堂瑛祐がこれより前の登場回でどう描かれてきたかが、コナンの疑いの背景になっています。劇場版では『異次元の狙撃手(スナイパー)』を観る前に押さえておきたい必須回で、『緋色の弾丸』ほか複数の作品でも推奨回にあたります。
放送当時の主題歌
あらすじ
「赤と黒のクラッシュ」全14話の幕開けとなる回。本堂瑛祐の父が写った写真を手に入れたコナンは、その内容を平次に電話で報告する。その後、蘭と園子に連れられて同級生の見舞いに西米花病院を訪れると、水無怜奈に瓜二つの女性の写真を手に聞き込みをする瑛祐と出くわす。写真の人物は十年前に家出した姉だという。三人は怜奈の大ファンである小五郎の友人・庵野に確認を頼もうとするが、電話は不可解にもつながらない。
この話を観るには
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この回が予習になる劇場版 (5)
異次元の狙撃手(スナイパー)
「赤と黒のクラッシュ」7部作(491-504話)の発端。FBIと組織の対決および赤井秀一の正体露見を描く本作の前提となる長編
純黒の悪夢(ナイトメア)
「赤と黒のクラッシュ」7部作(491-504話)発端。本作で描かれるFBIと組織の対決の原型(limebeat推奨)
ゼロの執行人
「赤と黒のクラッシュ」7部作(491-504話)発端。FBIと組織の対決の原点(imyme9推奨)
緋色の弾丸
「赤と黒のクラッシュ」7部作(491-504話)。赤井秀一とFBI vs 黒の組織の対決の原型で、本作の文脈の根幹
黒鉄の魚影(サブマリン)
「赤と黒のクラッシュ」7部作発端。FBI vs 組織の対決の原型(補足)
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関連ストーリーシリーズ
黒の組織 (メインストーリー)
コナンの物語の根幹。新一を幼児化させた謎の犯罪組織と、その壊滅を目指す長期ストーリーライン。組織コードネームは酒の名前(ジン・ウォッカ・ベルモット・バーボン・キール等)で、ボスは『あの方』。FBI・公安・コナン陣営の三つ巴の戦い。
赤と黒のクラッシュ (7部作)
TV第491-504話の連続7部作。赤井秀一とジンが直接対峙する組織編の集大成。組織内部の動きと水無怜奈(キール)の真の所属が明らかになる重要編。
黒の組織:キール編
日本テレビのアナウンサー・水無怜奈の正体を巡るシリーズ。第425話『ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間』で組織との接触が明かされ、彼女が組織のメンバー『キール』なのか、それとも別の組織のスパイなのかを巡って物語が展開。最終的に『赤と黒のクラッシュ』へ繋がる重要な前哨戦。