事件簿 第310話 / 2003-02-17放送
黒の組織との接触(追跡編)
シーズン 8
管理人の見立て
約束の時刻は明朝4時。組織との取引に間に合うかという時間の締め切りと、たまたま乗り合わせた男女への拭えない違和感。3部作「黒の組織との接触」の2話目は、この二つの緊張が同時に進むところに独特の味わいがあります。前半では、コナンが蝶ネクタイ型変声機で亡くなった板倉になりすまし、ウォッカと電話で渡り合います。声ひとつで組織をだまし通さなければならない綱渡りで、推理ショーで小五郎の声を借りるいつもの使い方とはまるで違う、変声機のもう一つの顔が見られます。
後半は、阿笠博士の車のトラブルをきっかけに、舞台が深夜の車内へ移ります。取引の時刻が迫る焦りを抱えたまま、逃げ場のない空間で交わされる会話や相手のふるまいに、コナンがどんな引っかかりを覚えていくのでしょうか。交渉編で得た糸口を取引の場へ運ぶ中継ぎの回で、この話だけでは何も片づきません。第309話から、取引の場面が待つ第311話まで3話続けて観ると、道中の出来事が取引の場面へどう流れ込んでいくかがよく見えてきます。
放送当時の主題歌
あらすじ
板倉の別荘で、コナンは蝶ネクタイ型変声機を使って板倉になりすまし、黒の組織のウォッカと電話で交渉する。明朝4時に賢橋駅のコインロッカー前でソフトを受け渡す約束を取り付け、阿笠博士の車で東京へ急ぐが、途中でタイヤがパンク。通りかかった男女の車に乗せてもらうことになるが、周辺では宝石強盗犯が逃走中だった。「黒の組織との接触」3部作の追跡編。
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