佐藤刑事は強盗事件の実況検分中、3年前の連続爆破事件で殉職した同期・松田陣平を思い出していた。そこに再び爆弾予告の電話が鳴る——1200万人の東京都民を人質に警察への恨みを晴らそうとする犯人に、コナンと刑事たちが立ち向かう。後の警察学校編へと繋がる、松田陣平が本格的に描かれた名エピソード。
シーズン8
2003年放送
全41話(第304〜344話)・各話のあらすじ・視聴チェック付き
ミステリー番組のロケに出演することになった毛利小五郎は、コナン・蘭を連れて洋館の撮影現場へ。出演者の中に小五郎と妃英理の中学の同級生・雨城瑠璃がいた。撮影中に主役の俳優・風見良輝が機嫌を悪くして立ち去った直後、瑠璃の悲鳴とともに二階で風見が血まみれの死体で発見される。
見えない容疑者(後編)
2003-01-20「見えない容疑者」後編。コナンは目撃者の証言の食い違いから、現場に居たはずなのに「見えなかった」人物の正体を暴く。視点の死角を巧みに利用したトリックが鮮やかに崩れていく。
残された声なき証言(前編)
2003-01-27殺害された男性が最期に残したと思われるかすかな音声記録。声なき証言の意味を探る前編では、被害者の人間関係と現場の状況が描かれ、コナンが録音内容の手がかりに気付き始める。
残された声なき証言(後編)
2003-02-03残された声なき証言・後編。コナンは録音された雑音の中に紛れた決定的な音を聞き取り、犯人だけが知り得た情報と一致することを示して真相を解き明かす。
システムエンジニア・板倉卓殺害事件をコナンが解決した直後、電話ボックスから出てきた謎の男・赤井秀一と再会。灰原のバス事件での反応を思い出し、コナンは赤井に疑いの目を向ける。板倉の日記から、テキーラと接触した10日後から黒の組織にちょっかいをかけられていた事実が判明する3部作の交渉編。
板倉の別荘で、コナンは蝶ネクタイ型変声機を使って板倉になりすまし、黒の組織のウォッカと電話で交渉する。明朝4時に賢橋駅のコインロッカー前でソフトを受け渡す約束を取り付け、阿笠博士の車で東京へ急ぐが、途中でタイヤがパンク。通りかかった男女の車に乗せてもらうことになるが、周辺では宝石強盗犯が逃走中だった。「黒の組織との接触」3部作の追跡編。
賢橋駅に近づいたコナンは、車に乗せてくれた男女をめぐる一件を阿笠博士に託し、一人で取引場所のコインロッカーへ向かう。受け渡すソフトに細工を施し、受け取りに来るウォッカの指紋を手に入れようと物陰で待ち構えるが、そこへ拳銃を手にしたジンが現れる。罠に気づいたジンが周囲を探り始め、コナンは絶体絶命の窮地に追い込まれる。「黒の組織との接触」3部作の決死編。
夕日に染まった雛人形(前編)
2003-03-03ひな祭りの季節、古い旧家で起きた殺人事件。代々伝わる雛人形に隠された秘密と、家族の中に長く沈黙していた怨念。前編では旧家ならではの重い空気と関係者の確執が描かれる。
夕日に染まった雛人形(後編)
2003-03-10夕日に染まった雛人形・後編。コナンは雛人形の配置と当主の習慣の食い違いから、家族の中で起きた本当の悲劇を読み解く。世代を超えた執着が招いた事件の真相が明かされる。
壊れた柵の展望台
2003-03-17展望台の柵が壊れて転落した男性の死。事故か他殺かの判別が難しい現場でコナンは、柵の壊れ方と被害者の靴底の痕跡から、人為的に仕掛けられたトリックを暴く。
陽のあたる場所
2003-04-14日陰がちな路地と日当たりの良い小路、対照的な二つの場所を行き来する人物に着目したコナン。「陽のあたる場所」というタイトルに込められた、人の心の表と裏を浮き彫りにする一話。
汚れた覆面ヒーロー(前編)
2003-04-21街で人気のローカルヒーロー「覆面戦士」が事件に巻き込まれる。子どもたちの憧れの裏で、覆面の中に隠された素顔と汚れた秘密。前編ではヒーローを取り巻く関係者が紹介される。
汚れた覆面ヒーロー(後編)
2003-04-28汚れた覆面ヒーロー・後編。コナンは覆面の縫い目と立ち回り方の癖から「中の人」のすり替えを見破る。理想と現実の落差に苦しんだ人物の動機が明かされる。
幸運のシガーケース(前編)
2003-05-05幸運を呼ぶと言われる古いシガーケース。それを巡って起きた殺人事件。前編では持ち主と相続争いの背景、ケースに隠された数字の意味が少しずつ匂わされる。
幸運のシガーケース(後編)
2003-05-12幸運のシガーケース・後編。コナンはケースに刻まれた装飾と相続人たちの行動から、本当に「幸運」を求めていたのは誰だったかを論理的に示す。
忍法アリバイ工作の術
2003-05-19タイトル通り、忍者ごっこ風の小ネタも交えながら、容疑者が用意した精巧なアリバイをコナンが論破する一話。元太・歩美・光彦も大活躍する少年探偵団色強めのエピソード。
消えた誘拐逃走車(前編)
2003-05-26誘拐犯が乗り込んだ逃走車が街中で忽然と姿を消す前代未聞の事件。佐藤・高木と共に追跡するコナン。前編では誘拐の経緯と逃走経路の謎が緊迫感たっぷりに展開する。
消えた誘拐逃走車(後編)
2003-06-02消えた誘拐逃走車・後編。コナンは街中の防犯カメラ映像と交通の流れから、逃走車が「消えた」場所のトリックを解き明かし、誘拐犯の身元と動機に迫っていく。
平次と和葉が何者かに捕らわれ、薄暗い屋根裏部屋に閉じ込められてしまう前後編の前編。二人の前に突きつけられたのは数字とアルファベットが並ぶ暗号文で、その解読を迫られる。一方、待ち合わせの時間を過ぎても現れない平次たちを案じたコナン・蘭・小五郎は、探偵・楠川のアパートを訪ね、残されたメモから「伊藤」という名の家を探し歩くが、二人の行方はなかなかつかめない。
屋根裏部屋に閉じ込められた平次と和葉の運命がかかる前後編の後編。待ち合わせに現れない二人を案じるコナンたちのもとへ、ようやく平次から小五郎の携帯に連絡が入る。用件は、これからメールで送る暗号文を解いてほしいというものだった。離れた場所にいる東西の探偵が一通のメールを介して同じ暗号に向き合い、コナンは届いた文面を手がかりに推理を進めていく。屋根裏と外、それぞれの場所で張り詰めた時間が流れる。
炎の中に赤い馬(事件編)
2003-06-23競馬関係者が集まる豪邸に招かれた毛利一家とコナン。集まったのは馬主・調教師・騎手・厩務員ら、競馬界を彩る面々。屋敷の主が大事にしている名馬の話題で盛り上がる中、招待客の一人が殺害される事件が発生する。馬と人間ドラマが交錯する3部作の事件編。
炎の中に赤い馬(捜査編)
2003-06-30競馬界を舞台にした事件の捜査が進む中、関係者たちの間に潜む確執と裏切りが少しずつ明らかになる捜査編。「馬を愛する者たち」のはずの彼らが、なぜ争いに至ったのか。コナンは複数の容疑者の証言を突き合わせながら、真相に向けて駒を進めていく。
炎の中に赤い馬(解決編)
2003-07-07競馬界の事件の全貌が明らかになる解決編。「赤い馬」が象徴するものと犯人の動機、そして馬を巡る人間たちの欲望と純粋な愛情が交差する真実が暴かれる。競馬界の専門知識を絡めた本格推理と、人間ドラマの深さが際立つ3部作完結編。
バースデーワインの謎
2003-07-14誕生日パーティーで振る舞われたワインに仕込まれた毒。バースデーを祝う場の華やかさの裏で進行する殺意を、コナンはワインの注がれ方とグラスの位置関係から見抜く。
お金で買えない友情(前編)
2003-07-28少年探偵団の友情を巡るほろ苦い一話。元太・歩美・光彦が直面する「お金」と「友情」のジレンマ。前編では小学生らしい等身大の葛藤と、絡んでくる大人の事件が描かれる。
お金で買えない友情(後編)
2003-08-04お金で買えない友情・後編。コナンは大人たちの利害関係を見抜きつつ、少年探偵団自身の絆を再確認させる。子ども目線で語られる人情ミステリー。
疑惑の辛口カレー(前編)
2003-08-11激辛カレーで有名な店で起きた殺人事件。前編では店主と常連客たちの個性が描かれ、辛口カレーの中に隠された違和感がコナンの推理の入り口になる。
疑惑の辛口カレー(後編)
2003-08-18疑惑の辛口カレー・後編。コナンは料理の温度・スパイスの調合・客の食べ方から、犯人だけが取れた行動を絞り込む。グルメ系トリックが冴える完結回。
似た者プリンセス(前編)
2003-08-25園子そっくりの「お姫様」と入れ替わり騒動が起きる前編。蘭・コナンも巻き込まれて始まる似た者プリンセス事件。コミカルさの中に隠された企みが少しずつ顔を出す。
似た者プリンセス(後編)
2003-09-01似た者プリンセス・後編。コナンは入れ替わりの裏に隠された動機と、本当の標的が誰だったのかを暴く。園子とそっくりさんの個性が見せる微妙な違いが推理の鍵になる。
東都現像所の秘密(前編)
2003-09-08映画フィルムの現像所「東都現像所」を舞台にした事件。前編では老舗ラボの職人技と、社員間の確執が描かれる。フィルムに残された不可解な映像がコナンの目に留まる。
東都現像所の秘密(後編)
2003-09-15東都現像所の秘密・後編。コナンは現像液の使い方とフィルムの編集痕から、隠されていた一コマの真相を導き出す。職人技を逆手に取ったトリックが暴かれる完結回。
転落事件の裏事情
2003-10-13高層ビルから転落した男性の死。一見単純な事故に見える現場で、コナンは転落地点の角度と被害者の所持品から、表に出ない人間関係と裏事情を炙り出す。
4台のポルシェ(前編)
2003-10-20高速道路で立て続けに事故を起こした4台のポルシェ。前編では事故の経緯と運転手たちの素性、車両の不審な共通点が描かれ、コナンが偶然性ではない繋がりを察知する。
4台のポルシェ(後編)
2003-10-274台のポルシェ・後編。コナンは車両の整備記録と運転手の証言の食い違いから、4台が「ある共通の目的」で動いていたことを暴く。スピードと陰謀が交錯するアクション回。
トイレに隠した秘密(前編)
2003-11-03公共トイレの個室に隠されていた重要な物。それを巡って起きる殺人事件。前編では密室同然の空間でのアリバイ工作と、関係者全員が抱える小さな嘘が並行して描かれる。
トイレに隠した秘密(後編)
2003-11-10トイレに隠した秘密・後編。コナンは個室内の備品配置と被害者の最後の行動から、犯人が「隠した物を取りに戻れなかった」理由を解き明かす。
ハウステンボスの花嫁
2003-11-17長崎・ハウステンボスを舞台にした特別エピソード。結婚式を控えた花嫁を巡って起きる事件と、テーマパークの華やかさの裏で進む駆け引き。コナンが異国情緒の中で推理を披露。
コンビニの落とし穴(前編)
2003-12-01深夜のコンビニで起きた強盗事件。常連客と店員の関係、店内の死角を活かしたトリックが前編で展開される。何気ない買い物のシーンに潜む殺意。
コンビニの落とし穴(後編)
2003-12-08コンビニの落とし穴・後編。コナンは商品棚の配置と監視カメラの死角、店員の動線から、強盗に見せかけた殺人事件のトリックを暴き出す。日常空間に潜む計算が冴える完結回。