命がけの復活 第三の選択
管理人の見立て
連作の折り返しにあたるこの回で、物語の重心はアクションから心の内側へ移ります。洞窟での一件を経てコナンの前に置かれたのは、蘭に正体を明かすべきかどうかという、推理では片づかない問題です。そこへ踏み込んでくるのが灰原で、組織の恐ろしさを身をもって知る立場から選択肢を並べ、コナンに決断を迫ります。彼女の言葉の重さは、第129話で明かされた素性を知っているかどうかで変わりますので、未見なら先に押さえておくと灰原の一言一言が違って聞こえます。題名の「第三の選択」が何を指すかは、画面で確かめてください。
後半は帝丹高校の学園祭に舞台を移し、蘭が姫を演じる劇の客席で事件が起きます。にぎやかな学園祭の空気と、コナンの胸の内の張りつめた空気が同じ画面に並ぶ対比が効いています。ここで起きた事件の行方は、次の第191話で描かれます。
放送当時の主題歌
あらすじ
6部作「命がけの復活シリーズ」第3話。蘭の輸血で一命を取り留めたコナンは、退院後も蘭の態度から正体を見抜かれていると確信する。灰原は、蘭に明かさないか、組織に知られない賭けに出て真相を告げるかの二択に加え、「第三の選択」を口にする。やがて帝丹高校の学園祭、蘭が姫役を務める劇の舞台で黒衣の騎士が台本にない動きを見せ、客席では観劇中の男が泡を吹いて倒れる。
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命がけの復活シリーズ
第188-193話の連続6部作。コナンが灰原の試作した解毒剤で一時的に新一の姿に戻り、蘭との関係に大きな進展を見せる。蘭に正体を見抜かれたかもしれないという疑念と、効き目の限られた薬という綱渡りが重なる、初期の最重要シリーズ。