茜色の千秋楽(前楽)
管理人の見立て
事件現場のスマホに残された「我は傀儡の悪魔」という名乗りの傀儡は、ここでは「かいらい」と読みます。操り人形のことで、転じて誰かに裏から操られる存在を指す言葉でもあります。同じ漢字を「くぐつ」と読めば、人形そのものや、平安時代から人形を操って各地を巡った芸人を指します。劇場を舞台にした事件の名乗りとしては、人形と芝居という二つの意味を一語で背負った言葉だと管理人は見ています。被害者が人形のような姿で見つかるという不気味な演出も、この名乗りと一対になっています。
第2週は、事件が一件で終わらず連鎖していくこと、そして大阪府警が本格的に動き出すことで、第1週とは密度が変わります。大滝警部に加えて、和葉の父で大阪府警刑事部長の遠山銀司郎が現場に姿を見せ、捜査陣に厳しい姿勢で臨みます。娘に想いを伝えようとしている相手の父親が捜査に加わるのですから、平次にとっては落ち着かない状況と言えそうです。捜査が進むほど夕陽の時間は迫り、告白と事件のどちらを優先するかという平次の板挟みが、第2週の見どころになります。前楽という題の通り、幕を下ろす役目は次週の大楽に委ねられた回です。
あらすじ
浪速芸術劇場で役者が転落死した。遺体はあやつり人形のように不自然な姿で、スマホには「我は傀儡の悪魔」というメッセージが残されていた。浪速ハルカスで和葉に告白するつもりだった平次は、事件解決のためコナンと捜査を始める。二人を嘲笑うように新たな犠牲者が出て、二人目もまた人形のようなポーズで転落死していた。大滝警部ら大阪府警も加わり、容疑者が絞られていく。原作第106巻の大阪編、3週連続放送の第2週。
この話を観るには
配信サービスの選び方ガイド →
Prime Video・Huluなどの配信状況と選び方を1本の記事にまとめています