名探偵コナン 捜査資料室
事件簿 第1212話 / 2026-09-05放送

鳥人間コンテスト爆破事件(後編)

シーズン 31

管理人の見立て

後編は、湖の上と平次が向かう先、観覧席という三つの持ち場で同時に進みます。コナンは湖上のボートから、平次は人目につかない場所へ、小五郎と蘭、和葉は観客の中へと散ります。前編が会場の空気を描くことに時間を使ったぶん、後編は三つの場面が並行して進みます。実際の大会でも、湖上では撮影スタッフを乗せたボートが駆け回り、救助のボートとダイバーが各所で待機しています。コナンがボートで機体を追う場面は、そうした湖上の光景を思い浮かべながら観ると、臨場感が増します。

人力プロペラ機は、パイロットが漕ぎ続ける限り空にいられる乗り物です。実際の大会の最長記録は2023年の約69.7キロで、湖上の折り返し地点を回って戻る往復を2度重ねるほど長く飛んだ機体もあります。後編の緊張感は、漕ぎ続ければ飛べるが体力には限りがあるという、この競技の性質と切り離せません。見た目は派手な爆破事件ですが、骨格は空にいる人の体力と、刻々と減っていく時間との競走です。パイロットの石角翔の表情と、湖上から声を届けるコナンの言葉の選び方に注目すると、推理だけでなく、声で人を支える物語としても楽しめる後編になっています。

あらすじ

米花大学の機体に爆弾が仕掛けられていると気付いたコナン。だが、パイロットの石角翔を乗せた人力プロペラ機はすでに琵琶湖の空へ飛び立っていた。着水すれば爆発する——コナンはボートで機体を追いながら操縦席の石角を励まし、平次は監禁された設計担当・正木悠真の救出へ走る。小五郎・蘭・和葉は観覧席に潜む犯人を捜す。鳥人間コンテストとコラボしたアニメオリジナルの後編。

主な登場キャラクター

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