事件簿 第843話 / 2016-12-17放送
探偵団はヤブの中(前編)
The Detective Boys in a Grove ~ Part 1
シーズン 21
管理人の見立て
阿笠博士からもらった食事券で、探偵団はデパート最上階のレストランへ向かいます。買い物で別々の階に散ったところで料理長が階段で刺される事件が起こり、コナンは探偵団バッジで三人に連絡し、逃げていく人物の特徴を覚えておくよう頼みます。ここまでなら探偵団回の定番ですが、この回の仕掛けは、元太・光彦・歩美がそれぞれの階から逃げていく犯人を目撃するのに、三人の言うことは三者三様になる点にあります。
題名の「ヤブの中」は芥川龍之介の短編「藪の中」を思わせるもので、同じ出来事をめぐって証言が食い違うという構図を、子どもたちの目撃談でなぞっています。元・国語教師の管理人としては、証言が増えるほど真相が遠ざかって見える居心地の悪さこそ、この前編の読みどころだと考えています。前編ではまだ答え合わせが始まらないので、三人の言い分を手元にメモしておく気分で後編に進むと、議論の整理を自分の推理として味わえます。
放送当時の主題歌
あらすじ
阿笠博士がくれた食事券で、少年探偵団は米花デパートのレストランへ出かける。ところが階段で料理長が刺され、コナンは元太・光彦・歩美に犯人の特徴を覚えておくよう指示する。しかし三人の証言はことごとく食い違ってしまう。芥川龍之介の「藪の中」をモチーフにした、証言のズレが鍵を握る前編。
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