事件簿 第714話 / 2013-10-19放送
服部平次と吸血鬼館(三)
シーズン 18
管理人の見立て
どの出来事にはもう説明がつき、どれがまだ謎のまま残っているのでしょうか。4部作も後半に入り、怪奇の色に塗り込められていた出来事に、少しずつ理屈の光が当たり始めます。コナンと平次が状況を整理していく過程は、観る側にとっても頭の中を整え直す好機です。手がかりが出そろっていく3話目は、観る側が推理に加わる余地がいちばん大きい回でもあります。
怪奇の館にひとつ屋根の下でそろっているのは、大阪の平次と和葉、東京のコナンと蘭という、東西の幼なじみ二組でもあります。遠慮なく言い合える平次と和葉に対し、正体を隠したまま蘭のそばにいるコナン。二組の距離感の違いを見比べられるのも、この長編の隠れた楽しみです。すべての謎が解けたわけではないまま解決編へと持ち越される、その引きの強さも3話目の持ち味です。
放送当時の主題歌
あらすじ
寅倉家の洋館で相次ぐ怪異の正体に、コナンと平次が迫っていく4部作の第3話。二人は館に残る一族や執事らを一室に集め、吸血鬼の仕業としか思えなかった出来事のいくつかについて、その絡繰りを解き明かしてみせる。とはいえ、それで館を覆う不穏な空気が晴れるわけではなく、事件はなおも続いていく。手がかりを突き合わせた二人は犯人の目星をつけるものの、どうしても説明のつかない謎がまだ一つ残されていた。
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