名探偵コナン 捜査資料室
事件簿 第888話 / 2018-01-13放送

怪盗キッドの絡繰箱(後編)

シーズン 23

管理人の見立て

亡き夫はなぜ、妻に遺した箱をここまで固く閉ざしたのでしょうか。後編では、絡繰箱の開け方を探る謎解きが、箱を託した夫の思いを読み解く作業へと重なっていきます。書物の山から手がかりを拾い上げる地道さと、幕末の職人が仕込んだからくりの精巧さ。その二つが一本の線でつながる場面は、この前後編でいちばんの見どころです。

もう一つの軸は、変装の名手がどこにまぎれているかを見抜く、キッド回おなじみの勝負です。図書館に集まっているのはコナンのよく知る顔ぶればかりで、ささいな違和感を拾えるかどうかが勝負を分けます。怪盗と探偵の知恵比べに、長い年月をともにした夫婦の物語がもう一本の糸として織り込まれています。その重なり方の美しさこそ、管理人がこの前後編を推す理由です。

放送当時の主題歌

あらすじ

絡繰箱と世界最大の月長石「月の記憶(ルナ・メモリア)」をめぐる攻防の後編。鈴木大図書館では、公華が寄贈した1万冊の本のどこかにあるという、箱の開け方を記した紙の捜索が続く。キッドがすでに身近なところへ入り込んでいると直感したコナンは、集まった顔ぶれのささいな違和感に目を光らせる。三水吉右衛門の仕掛けを解く手がかりはどこにあるのか。亡き夫はなぜ、この箱を妻に遺したのか。

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