名探偵コナン 捜査資料室
事件簿 第873話 / 2017-09-16放送

コナンと平次の鵺伝説(爪跡編)

シーズン 22

管理人の見立て

鳴き声の次は、爪の跡です。3部作の中盤は、獣の爪で裂かれたような傷をめぐって動き出します。『平家物語』が伝える鵺は手足が虎の怪物ですから、招待客の一人が「鵺にやられた」と騒ぎ立てるのも無理はありません。けれどコナンと平次が目を向けるのは、傷そのものと、その周りに残された痕跡のほうです。闇に響く声で不安をあおった前の回に続き、この回はくっきりと残る爪の跡で、伝説を目に見えるものにしていきます。

静岡が舞台とあって、県警からは横溝参悟警部が駆けつけます。神奈川県警にいる双子の弟・重悟とは、九九の「三五、十五」になぞらえた名前の組み合わせで、眠りの小五郎を人一倍敬愛している人物です。ただ今回、その小五郎は一行に加わっていません。夜の闇に炎が燃え上がる村で、頼みの名探偵を欠いたまま、高校生探偵がどこまで真相に踏み込めるのでしょうか。謎が解けるより先に深まっていく中盤の緊張が、解決編への期待を静かに高めていきます。

放送当時の主題歌

あらすじ

徳川埋蔵金の発掘を手伝うため静岡県の宿里村を訪れたコナンと平次たちが、鵺伝説になぞらえたような怪事件に立ち向かう3部作の第2話。背中に獣の爪で引き裂かれたような跡が残る遺体が見つかり、ルポライターの肇は「鵺にやられた」と騒ぎ立てる。関係者が部屋にこもるなか、村長の殿輔とともに林で見張るコナンと平次の耳に、再び不気味な鳴き声が届く。静岡県警からは横溝参悟警部も駆けつける。

主な登場キャラクター

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