事件簿 第627話 / 2011-08-20放送
コナンキッドの龍馬お宝攻防戦(前編)
シーズン 16
管理人の見立て
「日本を今一度せんたくいたし申候」。坂本龍馬が文久3年(1863年)に姉の乙女へ宛てた手紙の、よく知られた一節です。次郎吉の博物館で開かれる龍馬展に、キッドは20年前に盗まれた手紙やピストルなど龍馬ゆかりの品を返しに行くと予告し、続いて届いた予告状には、この一節を踏まえた言葉が記されていました。盗みではなく返却を告げる予告という時点で、いつものキッド回とは勝手が違います。
キッド回の多くが「どう盗むか」をめぐる攻防なのに対し、この前後編では「なぜ返すのか」という問いが謎の中心に置かれています。予告状の言葉選びに加えて、キッドが予告の日時をどう決めたのかにも目を配っておくと、前編でコナンがたどる推理の筋道がくっきり見えてきます。幕末の品々が並ぶ展示室は、歴史好きなら会話の端々まで味わい深く感じられる舞台です。当サイトの「怪盗キッド軸」の中でも、手触りの異なる一本といえます。
放送当時の主題歌
あらすじ
鈴木次郎吉の博物館で「龍馬展」が開催され、キッドから予告状が届く。狙いは20年前に樽見が開催した龍馬展で盗まれた品の「返却」だった。コナンは予告状の「今一度、洗濯いたし申し候」という龍馬の言葉と、雨を待って予告日時を決めたキッドの意図を読み解く前編。
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