事件簿 第558話 / 2009-12-05放送重要
死亡の館、赤い壁(三顧の礼)
シーズン 14
管理人の見立て
副題に目を向けてください。この回の「三顧の礼」に続く「掌中の物」も含め、四話すべてが三国志にちなんだ言葉で揃えられた四部作で、その導入にあたるのがこの回です。長野県警の大和敢助が自ら東京まで小五郎の知恵を借りに来た経緯は、劉備が諸葛亮を幾度も訪ねた故事になぞらえた見立てになっています。舞台は森の中にひっそり建つ、かつて「希望の館」と呼ばれた屋敷です。かつて若者六人が暮らしたその館で、住人が餓死した状態で見つかったという異様な事件の説明から話が動きます。
見どころは、一面だけ赤く塗られた壁と、白と黒に塗り分けた二つの椅子という、絵として強いダイイングメッセージです。そこへ所轄の諸伏高明が加わり、漢籍の言葉を引きながら大和と推理を競う三者の構図ができあがります。この回では謎の提示と関係者の洗い出しまでで、赤い壁の読み解きは第559話以降に持ち越されます。劇場版第28作『隻眼の残像(フラッシュバック)』を観る前には、第516話「風林火山 迷宮の鎧武者」と並んで欠かせない回です。
放送当時の主題歌
あらすじ
長野県警の大和敢助警部と上原由衣刑事に協力を求められ、小五郎・コナン・蘭は長野の森にひっそりと建つ「希望の館」へ。かつて若者六人が共同生活を送っていたこの館では、住人が餓死状態で発見される異常事件が起きていた。残された血染めの「赤い壁」のダイイングメッセージが事件解明の鍵となる「死亡の館、赤い壁」4部作(558〜561話)の第1話。諸伏高明の初登場回。
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